Post Toning Market
8月15日(月曜日)PM6:00〜8:00
Venue :Communication Design Inc
港区西麻布4丁目11番28号
Theme 1 : Post Toning Market
Theme 2:WWWのHyper Outdoor戦略
Theme 3:Plastic Footwear Age
Robert Greenberg of Skechers,left, Herbert Heiner of adidas, Mark Parker ofNike, Jochen Zeitz of Puma |
(このお知らせは「American Sports Style」も併せてご参照ください)
Post Toning Market
遂にトーニング市場がピークに到達した。2008年に始まったトーニングブームは想像を絶する急成長で市場を拡大した。そして今、拡大の絶頂で、市場は新しい局面を迎えた。2011年上半期業績に見るメジャーフットウエアブランドの明暗と、減収減益に陥ったブランドの最新対応策。ポスト・トーニング市場をにらんだ最新分析レポートを発表します。ナイキ、アディダス、プーマ、スケッチャーズ、リーボック、デッカース、ティンバーランド、ウルバリン(メレル)の最新業績と各社のプロダクトマーケティング分析をお届けします。
WWWのハイパーアウトドア戦略
Tedinho by Chaco |
Wolverine World Wide(WWW)の世界戦略は、アウトドアスタイルを根底から変えるポテンシャルが出てきた。WWWはマウンテンスタイルのメレル、ビーチスタイルのクッシー、ハイブリッドスタイルのチャコの3本柱に加え、ライセンス生産のパタゴニアも保有している。チャコが2012年Springに投入する「Multi Sports Collection」は、アウトドアフットウエアのハイブリッド化を一気に加速するのは間違いない。チャコはハイブリッドスタイル市場を独占してきたキーンと正面対決することになるだろう。WWWのアウトドア戦略はそれにとどまらない。なにしろ、セバゴまで保有しているのである。セバゴの潜在力は計り知れないほど大きい。WWWを分析することはアメリカフットウエア市場を分析することにつながる。
Plastic Footwear Age
John McCarvel CEO of Crocs |
クロックスがとうとう復活した。2004年から07年まで目のさめるような急成長で、世界のフットウエア市場を席巻したあのクロックスがついによみがえった。クロックスはフットウエアというだけでなく、プラスティック時代を代表する新しいガジェットとして理解しなければならない。メリッサも、イパネマも、リーフも、そしてナイキやアディダスだって、ほとんどはプラスティック製品なのである。いよいよフットウエアは第3の世紀に突入する。フットウエアはプラスティックガジェット時代が始まるのである!